小山内科ブログ

2012.09.16更新

9月に入ってもまだまだ暑い日が続いています。
糖尿病の視点からこの暑さに対する注意点は、やはり清涼飲料水です。最近ゼロキロカロリーの飲料水も増えてきましたが、そうでない商品はかなりの糖質を含んでいることが多く、糖尿病患者さんには非常に危険です。「カロリーオフ」と「カロリーゼロ」では含まれる糖質が違い、また表示は100ml中に含まれるカロリーであり、多くは500mlのボトルであることを考えると、表示の5倍のカロリーを摂取することになります。
糖尿病患者さんに限らず、とくに一番怖いのはまだ自分が糖尿病であることや、その予備軍にあることに気付いていない人たちが、熱中症対策として大量に糖質を摂ってしまうことです。血糖があがれば、尿の回数が増えて喉も渇きます。そこでまた清涼飲料水を摂取してしまうとどんどん悪循環になっていきます。いわゆるペットボトル症候群とよばれ、最近では専門誌でも「清涼飲料水ケトーシス」といって、清涼飲料水大量摂取による糖尿病の悪化が叫ばれています。熱中症には、もちろん水分をしっかりとることは必要です。しかしその内容は、病状や発汗・脱水の程度、運動量によって異なりますので、十分に注意が必要です。

投稿者: 小山内科

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